仙厓
江戸時代中期の僧侶(1750〜1837)。仙厓は禅林の鬼才で、駿河の白隠、越後の良寛とならぶ、博多の仙厓と呼ばれています。
現在の武芸川町高野で貧農の家の子として生まれ育った仙厓は、多くの禅画を残していますが、軽妙酒脱な画風は、庶民と深く関わった仙厓ならではのものです。
その画才を見い出したのは美濃の清泰寺の名僧、空印和尚。
仙厓11歳のとき、汾陽寺で地面に絵を描いていたのを見て、そのうまさに感心したのがきっかけだったと伝えられています。
画家。1897年、武芸川町八幡生まれ。上京後、画界に入り、主に二科会を舞台として新しい画風の早川作品を発表。1948
年岐阜大学に勤め、定年退官後までの13年間にわたり、岐阜県下の水墨画壇の指導者として数々の業績を残しました。
水墨画家。1917年、武芸川町八幡生まれ。
1984年国際芸術文化賞を受賞。
町内にある福寿寺水墨ふすま絵が有名。
俳人・歌人。1875年生まれ。養子後、武芸川町谷口に住み、松尾芭蕉を祖とする美濃派の宗匠として活躍しました。
俳人・画家。1898年武芸川町跡部生まれ。
武者小路実篤に深く師事し「新しき村」の村外会員としても活躍しました。
書家。1895年、武芸川町谷口生まれ。日本書道研究会名誉会長などを歴任、昭和天皇の書のご指導の任も当たりました。
尾川兼圀
刀匠。1925年、現在は製作が困難いわれる「濤欄刃」を得意とする。
2000年に文化財保護功労者大臣賞を受け、2006年に刀剣界では、最高位とされる無鑑査に認定された。